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 会員の著書     ●アルバム     ●文集    追分寮

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会員の著書

三角形と四角形の
   わ和ワの輪
 
高林厚子(61)
文芸社
寄り道人生で拾ったもの
塩谷靖子(71)
小学館
およそ真なること
   ~平和への祈り~
 
根岸愛子(49)
キリスト新聞社
妖精は子宮の中で眠る
市井奈由他
(田荷百合子 81・89院)

文芸社
ぼくのながぐつに 
  はながさいたよ

田中 純子(67
文芸社
数学はいつも苦手だった
アルブレヒト・ボイテルスパッヒャー
石井志保子訳(73)
日本評論社
千の風(CDアルバム)
塩谷靖子(71)
発売元:
株式会社アットマーク
販売元:
ユニバーサル・ミュージック
氷河を彩る花たち(写真集)
根岸愛子(49)
草土出版

*会員の出版物等をご存知の方は、ぜひご連絡ください。
 


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アルバム

 Photo Album
  ◆2015年 秋の講演会
  ◆2013年 秋の講演会
  ◆2013年 総会
  ◆2012年 夏季研修会
  ◆2012年 園遊会
  ◆2012年 クラス会(園遊会にて)
  ◆2011年 クラス旅行
  ◆2005年 クラス旅行


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文 集

戦争の傷あと ~昭和前期と私たちの青春~
昭和と私を記録するなかま編

まえがき
 はやいもので、日本の敗戦からもう60年が経ちました。これからも「戦後」 といい続けられるよう、日本国憲法のもと、戦死者を出さない一年一年を重ねたいと願っています。旧憲法下、昭和の始め頃に生まれた私たちにとって、戦時下体験は青春時代と切り離せずにずしりと重いものがあるからです。
 一昨年、大江健三郎・井上ひさし・奥平康弘ほか諸氏の呼びかけで、憲法「九 条の会」が立ち上げられてから、全国に次々と拡がって、昨年の末には全国に 四千を超える「九条の会」が出来たと聞きます。この自主的な会では、一人ひとりが自分のものとして選び直してゆくことが何より大切と考えられます。草の根で掘り起こす戦争体験記も今後の日本を考える一助となればと思います。
 昭和の前期に、日本人の安全保障を念頭に、政治・経済・国際関係の面でど のように考えたのでしょうか。一方戦争となった時の犠牲者の数は予想があっ たのでしょうか。太平洋戦争では日本人の戦死・戦没者だけでも310万人にの ぼりました。それも最後の一年に200万人近い人の命を失っています。アジア 全体では2000万との推定がされています。戦後日本では人間一人ひとりの生 命の重みが意識されるようになりましたが、戦前・戦中は違っていました。
 昭和を経た平成のいま、世界で戦争・紛争が続く国の子供たちに、「今、何が 一番欲しい?」と尋ねると、「平和が欲しい」それから「食べる物」「学校へ行 きたい」と答えが続くといいます。私が学生のとき、戦後暫らくした頃の思い 出があります。敗戦で学校は暫らく閉鎖、間もなく授業再開となり、やっと学生生活が軌道に乗る頃でした。といっても一般にまだ食住が整わない東京で、 街には何かと行列が目をひきました。大先輩Mさんが焼け野原の中に残ったビルの一隅で、引揚げ孤児 10 人程を預り親代わりをされていました。学生達に お姉さん代わりに時々遊びにきて欲しいと呼びかけがあり、私も幾度か訪ねました。寡黙な子供たちでしたが、月日を経て少しずつ落書きのある生活になり ました。でも私たちには話してくれない心の傷を負っているようでした。辛く 不安な戦禍のトンネルをくぐり抜け、元気に輝く笑顔を見せて欲しいと願わずにいられませんでした。
 私たちも八十路を迎えるような年齢となり、年齢相応の故障を抱えたり、家人の介護に疲れたり、記録の執筆は無理という御方が多くありました。やり繰 りして時間を作り、戦争体験を風化させないようご執筆を果たしてくださった 方々に心よりお礼申し上げます。皆さんの文集を縁として歴史を振り返り、若い世代の人と、戦争と平和の話題を交わしてくださいますようお願いします。
 当文集の趣旨に賛同くださって、面倒なお手数を快くお引き受けいただけました小坂淑子氏、今高根氏、清水不二氏には特にご厚情感謝いたしております。  -2006年2月1日  藤本榮子
 
 昭和前期の流れは敗戦に  藤本榮子
 緊張が続く戦争末期  清水不二
 活字に飢えた戦時下の青春  小林光子
 東京女子大学と私  坂井艶子
 年表  


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追分寮
 追分寮再建の署名について
東京女子大学「追分寮」は、建築されて70年の歳月が経ち雨漏りなどの老朽化が著しく使用不能となりました。
さらにアスベスト問題もあり、2006(平成18)年4月に取り壊されました。
数専会では、1962(昭和37)年から1974(昭和49)年まで夏季研修会を毎年追分寮で開催し、家族連れで宿泊利用させていただきました。閉鎖直前の2005(平成17)年にも夏季研修会をそこで開いたことから、特別の思い入れがあります。
大学では、取り壊し後の予定が白紙状態のようでしたから、数専会有志が集い、追分寮の今後について話し合い、どのようなことが考えられるか検討を重ね大筋をまとめ、再建を願う署名を集めました。
2006年から2008年にかけて3~4回、署名が溜まると同窓会会長より大学に提出していただきました。
大学では諸事情を鑑み検討するとのことでした。
会員の多くは、今も追分寮再建を願っております。  
追分寮絵画の寄贈   
河野 豊弘様の描いた「追分寮の絵画」の寄贈をご遺族から2017年11月15日に受けました。
2017年11月18日秋の講演会で初お披露目しました。
その後も総会および夏季研修会で同窓会館ラウンジに飾り、会員は鑑賞し、楽しく過ごした追分寮を懐かしく思い出しましたとよく言われております。
2018年会報「数専会だより」にも書かれた通り、長野県軽井沢町追分の追分寮は、高原の爽やかな風と浅間山を見渡す環境に建てられた山荘でした。
数専会夏季研修会のみならず学生ゼミ合宿や、部活でも行かれた方も多かったと思います。信濃追分駅から40分ほどの所です。

作者姉上 市河不二様、奥様 河野瑞子様、お嬢様にも深く感謝申し上げます。皆様同窓でいらっしゃいます。 作者 河野 豊弘様が一橋大学をご卒業でしたから、この「追分寮の絵画」は、一橋大学同窓会誌「如水会会報」に掲載されました。
<追記>
2022年11月:広く皆様にご覧頂けるよう同窓会へ寄贈いたしました。

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